世界の独在論的存在構造

哲学探究2

永井均の最新の思索は、私・今・現実の不思議を新たにゼロから徹底的に考えぬく。仏教やインド思想の無我・真我を論じる付論を付す。

著者 永井 均
ジャンル 哲学・思想 > 哲学 > 未分類
出版年月日 2018/08/10
ISBN 9784393323793
Cコード 0010
判型・ページ数 4-6・320ページ
定価 2,200円(本体2,000円+税)
在庫 在庫あり
まさにこのありありとある私ただひとつがある。それは端的な私であり、けっして記憶や性格でもなければ、一般的な意識や精神や魂と呼ばれるものでもないのだが、言葉で語ろうとすると簡単にたくさんある私のなかのひとつとなり、一般的な心というもののひとつの個別事例になって、見失われてしまうのだ。

この私という説明不可能な例外的存在者が現に存在してしまっている、という端的な驚きを起点につむぎだされる独創的思索の広大な射程。長い哲学の歴史のなかで見逃されてつづけてきた、しかし根本的な問題を発見し探究しつづける哲学者・永井均の最新の思索は、私・今・現実の不思議を新たにゼロから徹底的に考えぬく。仏教やインド思想の無我・真我を論じる付論を付す。


〇web春秋で連載の一部がご覧になれます → 「存在と意味」

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