[Ⅲ]〈生命〉の倫理

生命とは何であるか? 何のためにあるのか? インド哲学と西洋哲学の両面から生命の倫理構造を探究し、生命の尊さを提示する。

著者 中村 元
ジャンル 仏教 > 仏教一般
哲学・思想
シリーズ 構造倫理講座 〈全3巻〉
出版年月日 2021/12/10
ISBN 9784393313107
Cコード 0012
版情報 〈新装版〉
判型・ページ数 4-6・248ページ
定価 2,970円(本体2,700円+税)
在庫 在庫あり
われわれはいかに生きるべきかと問うためには、まずは今生きているということに反省を致す必要がある。生きているとはどういう状態なのか。それは息や体温や意識、そして魂などによって東洋でも西洋でも説明が試みられてきた。その試みに今一度取り組むことで〈いのち〉の尊さに気づかせる生命の倫理構造が見えてくるのである。
第一章 生命の概念

第二章 生命と息
 一 生命と息の分離
 二 生命の根本原理
 三 機械論的生命観
 四 〈個人〉とはなにか
 五 生きものは生きものを食う

第三章 生命の愛惜

第四章 長寿の願い

第五章 他人の生命の愛惜

第六章 個別的な戒め
 一 殺すなかれ
 二 肉食の問題
 三 肉食の禁止
 四 なぜ肉食をしてはいけないのか
 五 屠殺の問題
 六 魚肉などを食べてよいか
 七 なにを食べればよいか
 八 肉食禁止の思想の系譜と社会性
 九 より〈良く〉生きるために

第七章 身体と宇宙の連関

第八章 自然に生きる
 一 自然について
 二 自然環境の問題

あとがき

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