「現成公按」を現成する

『正法眼蔵』を開く鍵

道元『正法眼蔵』「現成公按」巻を身読する本書は、海外において、第一に読まれるべき禅書とされるが、その日本への還流。

著者 奥村 正博
宮川 敬之
ジャンル 仏教 > 仏教一般
仏教 > 日本 > 
出版年月日 2021/09/30
ISBN 9784393152300
Cコード 0015
判型・ページ数 A5・344ページ
定価 3,520円(本体3,200円+税)
在庫 在庫あり
道元『正法眼蔵』「現成公按」巻を身読する本書(原題:“Realizing Genjokoan――The Key To Dogen's Shobogenzo”)は、海外において、第一に読まれるべき禅書とされるが、その日本への還流。翻訳を通じてこそ露わとなった「現成公按」の神髄と、その詩的表現の奥行きとを、削ぎ落とされた美しさで豊饒に伝える。〈さとり〉とは何か? 日々の実践に見いだされる、修行のあり方とは?

●本書は電子版もございます


「じんぶん堂 powered by 好書好日」に関連記事を掲載しました
 → 「コロナ時代の「現成公按」(上)――公と按(平等性と唯一性)、ふたつのリアリティに開かれる道とは?」
 → 「コロナ時代の「現成公按」(下)――公と按のバランスをとる「思いの手放し」」

第一章  道元禅師の生涯と「現状公按」巻の重要性
第二章  「現成公按」の意味
第三章  仏教思想の三つの源泉――「あり、なし、あり」
第四章  花は散り、草は生える
第五章  さとりを超えたさとり
第六章  身と心が脱け落ちる
第七章  求めるほど遠ざかる
第八章  過去と未来は切り離されている
第九章  水上の月
第十章  なにかがいまだに欠けている
第十一章 魚は泳ぎ、鳥は飛ぶ
第十二章 風の性質はどこにでもあるがゆえに、私たちは扇をあおぐ

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