聖徳太子

実像と伝説の間

聖徳太子非実在説の虚構性を排し、東アジア仏教史、日本古代史、美術史、考古学史料等の成果を駆使して、聖徳太子の実像を提示。

著者 石井 公成
ジャンル 仏教 > 仏教一般
出版年月日 2016/01/20
ISBN 9784393135877
Cコード 0015
判型・ページ数 4-6・264ページ
定価 2,420円(本体2,200円+税)
在庫 在庫あり
東アジア仏教史、日本古代史、美術史、考古学等の最新成果を駆使し、聖徳太子の実像とその伝説化の過程を明らかにした画期的論考。聖徳太子虚構説では、〈聖徳太子〉は架空の存在にすぎず、実在したモデルは一王族でしかない「厩戸王」だったとするが、「厩戸王」という名は、実は戦後になって推定で作られたものであり、太子周辺の人々は太子を「仏に準ずる存在」とみなしていた。厩戸誕生伝説、「憲法十七条」、「日出処天子」国書、天寿国繍帳、三経義疏などに対する従来の見方は、本書によって一変するだろう。

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