[DVDブック]スウェーデンのFMT脳機能回復促進音楽療法
FMTとは、1970年代にスウェーデンで生まれた音楽療法。ADHD(注意欠陥・多動性障害)や読み書き困難の子どもに有効な療法として普及しています。
FMTは、即興性や創造性を重んじる音楽療法とは異なる、独特の特徴をもっています。セラピスト(アコースティック・ピアノ)とクライアント(打楽器)の一対一で展開される音楽療法で、セラピストは原則的に、言葉やアイ・コンタクトによる指示は行ないません。アコースティックな(電気的処理をしない)楽器によって生み出される音の振動や、打楽器を打つという動作(筋肉神経的な動作)を通して、クライアントの脳に刺激を送り、機能の回復をはかるという、感覚運動的な療法です。
本書は日本で初めてFMTを紹介するものであり、ブックレットでは、FMTの理論と実際が非常にコンパクトにわかりやすくまとめられています。DVD(46分)は、ADHDの少年を対象に、FMT創始者ラッセ・イェルム氏が行った実際のセッションを収録。イェルム氏監修の的確な解説がついて、ピアノや打楽器の使いかた、〈コードシステム〉と呼ばれる独自の音楽の使用法が一目瞭然でわかり、セッションごとに少年が変化していく様子もはっきりとわかります。
★「音楽を使った動作療法」とも呼ばれるFMTは、これまでの音楽療法のイメージをくつがえす画期的療法。理学療法・作業療法など、関連領域の専門家にもお薦めです。
【日野原重明氏 推薦】
FMTは、欧米や日本の在来の音楽療法とはまったく異なるメソッドであり、耳からだけでなく、手足や頚の運動を通してユニークな音楽的刺激を与え、脳機能の回復をはかる療法です。本書は、この療法の理論的な基盤と実践のメソッドを非常にわかりやすく紹介している、日本で初めての入門書であります。……日本の音楽療法の将来を考えるためにも役立つものと思い、これを推薦したいと思います。(「推薦のことば」より)〔DVD46分〕
FMTは、即興性や創造性を重んじる音楽療法とは異なる、独特の特徴をもっています。セラピスト(アコースティック・ピアノ)とクライアント(打楽器)の一対一で展開される音楽療法で、セラピストは原則的に、言葉やアイ・コンタクトによる指示は行ないません。アコースティックな(電気的処理をしない)楽器によって生み出される音の振動や、打楽器を打つという動作(筋肉神経的な動作)を通して、クライアントの脳に刺激を送り、機能の回復をはかるという、感覚運動的な療法です。
本書は日本で初めてFMTを紹介するものであり、ブックレットでは、FMTの理論と実際が非常にコンパクトにわかりやすくまとめられています。DVD(46分)は、ADHDの少年を対象に、FMT創始者ラッセ・イェルム氏が行った実際のセッションを収録。イェルム氏監修の的確な解説がついて、ピアノや打楽器の使いかた、〈コードシステム〉と呼ばれる独自の音楽の使用法が一目瞭然でわかり、セッションごとに少年が変化していく様子もはっきりとわかります。
★「音楽を使った動作療法」とも呼ばれるFMTは、これまでの音楽療法のイメージをくつがえす画期的療法。理学療法・作業療法など、関連領域の専門家にもお薦めです。
【日野原重明氏 推薦】
FMTは、欧米や日本の在来の音楽療法とはまったく異なるメソッドであり、耳からだけでなく、手足や頚の運動を通してユニークな音楽的刺激を与え、脳機能の回復をはかる療法です。本書は、この療法の理論的な基盤と実践のメソッドを非常にわかりやすく紹介している、日本で初めての入門書であります。……日本の音楽療法の将来を考えるためにも役立つものと思い、これを推薦したいと思います。(「推薦のことば」より)〔DVD46分〕
序文――FMTの世界へようこそ(ラッセ・イェルム)
推薦のことば(日野原重明)
第1章 FMTのバックグラウンド
第2章 FMTのアウトライン
第3章 発達理論とFMT
第4章 FMTメソッドの構造と特徴
第5章 FMTで使われる音楽、楽器、道具
第6章 FMTの基準と対象者のカテゴリー
第7章 FMTのこれから
FMTを学びたい人へ
推薦のことば(日野原重明)
第1章 FMTのバックグラウンド
第2章 FMTのアウトライン
第3章 発達理論とFMT
第4章 FMTメソッドの構造と特徴
第5章 FMTで使われる音楽、楽器、道具
第6章 FMTの基準と対象者のカテゴリー
第7章 FMTのこれから
FMTを学びたい人へ