パーキンソン病のための歌による発声リハビリテーション
楽しみながら発声・発話の改善を目指す、「音楽療法ボイスプログラム」(MTVP)を実践的に紹介する初の入門書。
パーキンソン病は発声困難・コミュニケーション障害を伴う難病で、社会の高齢化に伴って患者数が増加しています。
本書が紹介する「MTVP」とは、アメリカでの研究と実践のなかから生まれた新しいメソッド。「歌うこと」で発声・構音のリハビリをおこない、機能低下を防ぐと同時に、楽しさや達成感、家族や患者さん同士など他者とのつながりを生みだす画期的なアプローチです。
音楽療法士や言語聴覚士など、患者さんの支援にあたる専門職を対象に、MTVPを支える理論的な背景や先行研究を紹介し、実施にあたっての実際的な設定方法や手順、留意点を詳しく紹介しています。
最終章では、患者さんがみずから日常生活のなかでリハビリをおこなえるように、よりシンプルな実践法も紹介されています。
図・表・イラスト・楽譜など多数掲載。
装幀:本田 進
装画:中畝治子
第1章 音楽療法ボイスプログラム(MTVP)の始まり
第2章 パーキンソン病と発声・発話の障害
第3章 「発声」「発話」「歌」の科学――音声学と音声治療の視点から
第4章 発声・発話の改善のための音楽療法――これまでの研究
第5章~第7章 MTVPの実際
セッションの形態・実施の準備
セッションの構成と実施方法
実施のポイントと応用
第8章 患者さんとご家族に向けて
パーキンソン病は発声困難・コミュニケーション障害を伴う難病で、社会の高齢化に伴って患者数が増加しています。
本書が紹介する「MTVP」とは、アメリカでの研究と実践のなかから生まれた新しいメソッド。「歌うこと」で発声・構音のリハビリをおこない、機能低下を防ぐと同時に、楽しさや達成感、家族や患者さん同士など他者とのつながりを生みだす画期的なアプローチです。
音楽療法士や言語聴覚士など、患者さんの支援にあたる専門職を対象に、MTVPを支える理論的な背景や先行研究を紹介し、実施にあたっての実際的な設定方法や手順、留意点を詳しく紹介しています。
最終章では、患者さんがみずから日常生活のなかでリハビリをおこなえるように、よりシンプルな実践法も紹介されています。
図・表・イラスト・楽譜など多数掲載。
装幀:本田 進
装画:中畝治子
第1章 音楽療法ボイスプログラム(MTVP)の始まり
第2章 パーキンソン病と発声・発話の障害
第3章 「発声」「発話」「歌」の科学――音声学と音声治療の視点から
第4章 発声・発話の改善のための音楽療法――これまでの研究
第5章~第7章 MTVPの実際
セッションの形態・実施の準備
セッションの構成と実施方法
実施のポイントと応用
第8章 患者さんとご家族に向けて