ブルックナー 交響曲

ぶるっくなー こうきょうきょく  
ブルックナー 交響曲

H.=J.ヒンリヒセン
眈祥げ

四六 ● 224頁
発行日:2018年3月 ISBN:978-4-393-93205-6
Cコード:0073

定価:本体2,800円+税

在庫あり

交響曲創作という空前絶後の試行錯誤
――あの途方もない形式の根底に潜む理念とは?
――生涯をかけて追い求めた先にあるものとは?


クラシック音楽の中でも独自の小宇宙を形成しているブルックナーの交響曲(《習作交響曲》や《無効》も含む全11曲)を、体系的かつコンパクトに解説。膨大な一次資料と最新の研究成果にもとづき、見事な筆致で交響曲創作の背景と各交響曲の本質に迫る。


「ブルックナーの交響曲の全体構想を成り立たせているのは、主題構成法から形式や楽章の特徴、全体の構成に至るまで、類型と個性との間の不安定な緊張状態である…」(本文より)

本書は小著ながらも、アントン・ブルックナーの巨大な全交響曲を対象としています。…(中略)…私が長年取り組んできたブルックナー研究を凝縮した形で描き出す本書の試みが、この魅力的な作曲家の理解に貢献できることを願ってやみません。(「日本語版に寄せて」より)

目次

  日本語版に寄せて

第吃堯仝魘繕丙邁 ブルックナー
  一九世紀と交響曲
  交響曲への長い道のり
  交響曲の全体構想
  交響曲の「意義」
  稿の問題

第局堯仝魘繕 11の小宇宙
  《習作交響曲》 へ短調  「習作」となった初挑戦
  交響曲第一番 ハ短調  「おてんば娘」
  交響曲《無効》 ニ短調  本来の第二番
  交響曲第二番 ハ短調  明確化する構想
  交響曲第三番 ニ短調  「ワーグナー交響曲」?
  交響曲第四番 変ホ長調  「ロマンティック」交響曲
  交響曲第五番 変ロ長調  「対位法上の傑作」
  交響曲第六番 イ長調  凝縮による構想の強化
  交響曲第七番 ホ長調  成功への突破口
  交響曲第八番 ハ短調  改訂による構想の再解釈
  交響曲第九番 ニ短調  老齢の前衛主義

  エピローグ 後世の受容

  訳者あとがき

  文献案内
  巻末表

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