ショパン 孤高の創造者 人・作品・イメージ

しょぱん ここうのそうぞうしゃ  ひと さくひん いめーじ
ショパン 孤高の創造者

J.サムスン
大久保賢

A5 ● 512頁
発行日:2012年3月 ISBN:978-4-393-93188-2

定価:本体3,500円+税

在庫あり

ショパン研究の第一人者の主著を、優れた翻訳により、本邦初訳。

19世紀初めのワルシャワの社交界と文化が、どのような影響をショパンに与えたのか。
偏見によって歪曲されたジョルジュ・サンドとの本当の関係性は?
ピアノ音楽においてショパンが成し遂げた、真の革命とは?

語り尽くされたかに見えて、いまだ謎の深い作曲家に新たな光をあて、いかに大胆かつ前衛的な創造者であったかを明らかにする。

章ごとに、評伝と作品論とが入れ替わる構成。
奇数の章でショパンのたどった人生の航跡を描き、続く偶数の章で、その時期に作曲された作品を分析する。
評伝的な事実から安易に音楽を解釈することを拒否し、あくまで音楽の内実からショパンの思考を探りだそうとする著者の姿勢は新鮮であり、十分な説得力をもっている。

目次より(内容の抜粋)

第1章 故国にて(評伝)

生地ジェラゾヴァ・ヴォラ
子供時代
音楽学校
祖国との別れ

第2章 生まれながらのヴィルトゥオーソ(作品論)

若きショパンの3つの顔
ショパンが受けた教育
既存の音楽からの影響

第3章 新しい世界(評伝)

パリ社交界へのデビュー
音楽家として生きる道を探る

第4章 ピアノ芸術の再生(作品論)

華麗様式との別れ
マズルカ・夜想曲・エチュード
ショパンのピアノ書法
楽器の影響

第5章 最上流の社会 1834年冬〜39年春(評伝)

パリの日々
「わが悲しみ」
ジョルジュ・サンドとの出会い
マリョルカ行

第6章 自分自身のための新世界(作品論)

ショパンの中期のスタイル
2つのスケルツォ
2つのバラード
24の前奏曲 ほか

第7章 逃避の歳月 1839年夏〜45年春(評伝)

ソクラテスの妻?
愛の真実
翳り

第8章 技の極み(作品論)

曲種の融合
古典との新たなる対決
密かなる成熟
曲種と曲名

第9章 黄昏 1845年夏〜49年秋(評伝)

ジョルジュ・サンドとの別れ
英国の日々
最期

第10章 簡潔そのもの(作品論)

ショパンの到達点
新たな試み
回帰、かつ飛躍
ショパンの作曲過程:スケッチ、浄書譜と修正、出版譜

第11章 ショパンのイメージ

思い出
フランスのショパン受容
ドイツのショパン受容
ロシアと英国のショパン受容
20世紀のショパン受容

原註
訳註
付録A:年表
付録B:ピアノ作品一覧(兼 索引)
付録C:人名録
付録D:主要参考文献
ショパン書簡集からの引用出典一覧
人名索引

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