こどもたちは知っている 永遠の少年少女のための文学案内

こどもたちはしっている  えいえんのしょうねんしょうじょのためのぶんがくあんない
こどもたちは知っている

野崎歓

四六 ● 200頁
発行日:2009年10月 ISBN:978-4-393-46901-9

定価:本体1,700円+税

在庫あり

本なんてたいくつ。
読書感想文を書かされる、国語の時間がきらいだった。
あなたはこどものころ、そんなふうに感じていませんでしたか? 

文学のほんとうの味わい深さは、もしかしたら、おとなになってからわかるものかもしれません。
年を重ねるほどそのよさが沁みてくる名作、というのもあるのです。

野崎歓さんは、『ちいさな王子』など、フランス文学の新訳もてがけた文学者であり、一児の父親です。
こどもの素晴らしさを実感する野崎さんが、古今東西の古典文学とむきあいました。
物語の少年少女たちがおしえてくれる、文学にとって、おとなにとって一番大切なものとは。
初めて出会うも甘美、改めて頁をめくるも甘美、の名作案内。

目次

 まえがき

 こどもが現れると……――ユゴー詩集
 孤児を救う者――『レ・ミゼラブル』
 煙突の中のこども――『オリバー・ツイスト』
 母さんの肖像――『デヴィッド・コパフィールド』
 こどもは庭師である――『秘密の花園』
 お父さんとお散歩――『カラマーゾフの兄弟』1
 おとなが赤ん坊になる話――『カラマーゾフの兄弟』2
 美徳の不幸――『骨董屋』
 愉しい川辺――『トム・ソーヤーの冒険』『ハックルベリイ・フィンの冒険』
 別れの歌――『鹿と少年』
 思い出の品――『銀の匙』
 母の味――『幼少時代』『夢の浮橋』
 こどもの死――『ペスト』
 生きのびる少年――『運命ではなく』
 理想の女の子――『ナイン・ストーリーズ』
 僕と弟――『芽むしり 仔撃ち』
 こどもだけが知っていること――『肩胛骨は翼のなごり』

 あとがき

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