一句悠々 私の愛唱句

いっくゆうゆう  わたしのあいしょうく
一句悠々

正木ゆう子

四六変 ● 240頁
発行日:2009年11月 ISBN:978-4-393-43635-6

定価:本体1,800円+税

在庫僅少

芭蕉から平成の新人まで、さまざまな名句、知られざる秀句、約二百句を、卓抜な視点と豊かなユーモアを自在にくり出し、ときに華やかに、ときにしみじみと論じた正木流愛唱句全集。たとえば、白雄の〈天の川星より上に見ゆるかな〉を採り上げて、「星より上に見えるとは立体的な表現だ。どらやきのような平べったい天の川銀河は、二千億個もの星の集まりだそうである。その端っこに太陽系があり、地球は水星はじめ八個の惑星とともに太陽の周囲をぐるぐる回っている。実感はできないけれど、そのありさまを頭の中で想像するのは楽しい」。また、虚子の〈白牡丹といふといへども紅ほのか〉の美しさ、〈好き嫌ひなくて豆飯豆腐汁〉のさりげなさを採り上げて、「虚子の幅の広さである。両方の持味はまた俳句という文芸の幅の広さでもある。宇宙の神秘から、晩御飯のおかずまで、なんでもあり。それにしても美味しそうな句。こういうものを食べていれば痛風にも成人病にもならない」。

下記オンライン書店にてご購入いただけます。

amazon.co.jp 紀伊国屋書店 honto 楽天ブックス e-hon
セブンネットショッピング HonyaClub