ポリヴェーガル理論入門 心身に変革をおこす「安全」と「絆」

ぽりう゛ぇーがるりろんにゅうもん  しんしんにへんかくをおこすあんぜんときずな
ポリヴェーガル理論入門

S.W.ポージェス
花丘ちぐさ

四六 ● 300頁
発行日:2018年11月 ISBN:978-4-393-36554-0
Cコード:0011

定価:本体2,500円+税

在庫あり

ポリヴェーガル理論の解説書、初の邦訳!
ポリヴェーガル理論(多重迷走神経理論:poly=多重の、vagal=迷走神経)は、哺乳類、特に人類の自律神経系の進化を社会行動に結びつけ、問題行動や精神障害の発現における生理学的状態の重要性を強調する画期的な発見。従来の自律神経系は「交感神経」と「副交感神経」の二つと長年考えられてきたが、本理論では哺乳類の「副交感神経」にはさらに二つの神経枝(「背側迷走神経複合体」と「腹側迷走神経複合体」)があると提唱、トラウマやPTSD、発達障害などの発現メカニズムとの関連を示し、治療への新しいアプローチを拓く。「安全である」と感じることが社会行動、生理学的状態に及ぼす影響とは。医学、心理学、生理学、脳神経学などの常識を覆す画期的理論。

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ステファン・ポージェス博士は、過去50年間に及ぶ神経系の理解について、深遠かつ明晰な貢献をもたらした。さらに、その発見は非常に実用性が高い。人と関わる仕事をする者、また対人支援を行う者にとって、ポージェス博士の発見は大いに役立つだろう。
ポージェス博士は、我々の表情に隠された暗号を紐解くことに成功した。我々の神経系、表情、そして体感がいかに関係しあっているかについて、理解を深めてくれた。過去にも、ダーウィンやエックマンによって、表情と感情についての輝かしい研究が行われている。ポージェス博士はこの研究をもとに、今度は身体の内側に視点を向け、神経系との関連性を明らかにした。
ポージェス博士の発見のすばらしいところは、それがすぐ臨床に役に立つことである。彼が発見した原理は、特に難しい臨床の場面において、いつ、どのように介入すべきかということを我々に教えてくれる。それにより、新たな治療方法が多数生み出されることになるだろう。ポージェス博士は長年にわたり、研究者として専門家向けの論文を多数発表してきた。そして本書は、待望の一般向けの「ポリヴェーガル理論」の概説書である。本書を読み進めるにつれ、あたかもこの輝かしい研究者と対話をしているような心持ちを味わうだろう。本書は、あらゆる臨床家にとって理想的な概説書である。それとともに、自分自身と自分が愛する者の神経系について、より理解したいと願うすべての人に貴重な情報をもたらすだろう。
  ――ノーマン・ドイジ医学博士(『脳は奇跡を起こす』『脳がもたらす癒し』著者)

本書でポージェス博士は、今まで科学者がなしえなかったことに成功した。つまり、高度に専門的な内容をかみ砕き、クライアント、臨床家、そして一般読者にまで理解しやすいように解説したのだ。
本書では、難解な「ポリヴェーガル理論」が、革新的天才研究者の親しみやすい言葉で解説されている。人間の行動に対する自律神経系の影響が明らかにされ、様々な症状について神経生物学的な説明が行われている。セラピストのもとを訪れたクライアントが抱える、理解不能に見える症状が、ポリヴェーガル理論を用いれば、見事に説明がつくのである。さらに、こうした諸問題を解決するための、身体からの介入方法が見えてくるのだ。ぜひ本書を読み進めていただきたい。そして、本書に解説された、人間の本質に関する画期的な洞察を理解し、それが読者諸氏の人生、人間関係、そして臨床において想像を超える効果がもたらされる可能性があることを理解し、心躍る思いを味わってもらいたい。
  ――パット・オグデン博士(米国コロラド州センサリーモーター・サイコセラピー研究所所長)

安全と相互交流は人間の生物学的基盤に必須のものとして刻印されており、人生の質を決定づけることを解説した画期的な理論。
  ――ベッセル・ヴァン・デア・コーク博士(『身体はトラウマを記録する』著者)

「ポリヴェーガル理論」は、臨床トラウマ療法において最も重要かつ総合的な基盤である。
  ――ピーター・ラヴィーン博士(『トラウマと記憶』著者)

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