ディープ・デモクラシー 〈葛藤解決〉への実践的ステップ

でぃーぷ・でもくらしー  かっとうかいけつへのじっせんてきすてっぷ
ディープ・デモクラシー

A.ミンデル
富士見ユキオ監訳
青木聡

A5 ● 288頁
発行日:2013年6月 ISBN:978-4-393-36526-7
Cコード:C0011

定価:本体2,500円+税

在庫あり

もっと深い、民主主義へ――



家族・学校・地域、職場・NPO、それから民族、人種、国と国……さまざまな立場や経験の違い から生まれるリアリティの分裂を私たちはどのように受けとめ、生きてゆくこと ができるだろう――

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プロセスワーク創始者ミンデルが南ア、アイルランド、イスラエル等の30年の紛争解決の経験をふまえ提唱する〈ディープ・デモクラシー/深層民主主義〉は、社会・組織・コミュニティの多様性――文化・ジェンダー・世代・人種・宗教・経済状況・職業――はもちろん、ひとりの人間の内的な多様性――知性・ 感情・身体――をも重視する。敵と味方の二項対立に陥らず〈炎上〉のまんなかか ら〈対話の回路〉をうみだす、〈紛争解決ファシリテーション〉の方法と実際。 多声にひらかれた、持続可能な未来のために。

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葛藤の抑圧は、国家、コミュニティ、組織、人間関係、愛を破壊する。多様性への気づきを深めるために葛藤を活かすことを学ばなければ、私たちは最終的に世界を破壊してしまうかもしれない。ミンデル博士は、逆説的な自覚の道、葛藤のタオに従う方法を鮮やかに示している。――ダニエル・ボーリング法学博士(デューク紛争マネージメントセンターCEO)

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ネルソン・マンデラは、著書『自由への長い道』で、南アフリカの出自部族で開催されるオープンフォーラム形式の集まりについて述べている。彼の出自部族では、全員が話すまでは決定が下されない。

いつまでも要を得ずにとりとめなく話す人がいる。また、差し迫った問題に直接言及し、単刀直入にずばり議論を始める人もいる……感情的な話し手もいれば、そうでない人もいる……民主主義はすべての人に耳を傾け、人として一緒に決断を下すことを意味する。多数決は異質な考え方だ……少数派の意見が多数派の意見によって押しつぶされてはならない。同意しない人々に結論を押しつけてはならない。もし合意に至らなければ、別のミーティングを開くことになるだろう。

アメリカ先住民も多数決に反対し、その代わりにとことん話すことを望む。
(略)私たちは、「すべての人に耳を傾けるべき」と考えていた諸伝統に、民主主義の意味について問う必要がある。(本書より)

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