まちあるき文化考 交叉する〈都市〉と〈物語〉

まちあるきぶんかこう  こうさするとしとものがたり
まちあるき文化考

渡辺裕

四六 ● 384頁
発行日:2019年3月 ISBN:978-4-393-33368-6
Cコード:0036

定価:本体2,400円+税

在庫あり

文学や映画、音楽など芸術とそれらをとりまく言説によって、都市にはさまざまなイメージが付与されてきた。現実の都市に「作品世界」と紐づけられたさまざまなイメージが生成・変容してゆく過程を追うとともに、あわいに生じた文化のありようを描き出す。
文学散歩(無縁坂)や映画のロケ地巡り(小樽)といった事例に加え、世界遺産となった軍艦島や、壁崩壊後の東ベルリンと「音楽の都」ウィーンについての論考を加えた全5章。

目次

序 論 「作品世界」と「現実世界」の虚実
     「コンテンツツーリズム」全盛の時代に
第1章 「文学散歩」ガイドブックのひらく世界
     「作品世界」と「現実世界」をつなぐもの ―――本郷・無縁坂
第2章 「ロケ地巡り」が掘り起こしたもの
     近代建築の保存活動からまちづくりへ ―――小樽
第3章 「廃墟」が「産業遺産」になるまで
     写真集と映像をとりまく言説を読み解く ―――長崎・軍艦島
第4章 継承される東ドイツの記憶
     東西ドイツ統合期に映画の果たした役割 ―――ベルリン
第5章 「音楽の都」のつくりかた
     装置としての音楽散歩 ―――ウィーン

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