寛容なる都
コンスタンティノープルとイスタンブール
トルコの古都イスタンブールは、ローマ文明、キリスト教文明、イスラム文明が栄え、それぞれの君主(ローマ皇帝、ビザンツ皇帝、オスマンのスルタン)の足跡が今も残る街です。現在も活用されている具体的な建築物(教会、モスク、商館)や、歴史上のキーパーソンを紹介しながら、多様で多彩な都市の魅力を照射し、現在のロシアの大国志向にまで通じる“帝国・都市・生活者”の意味を探る、清新な比較文化論です。
コンスタンティノープルとイスタンブール